NYK 一人旅 -7ページ目

いざ!北海道へ!

ツーリングマップル北海道2


さて、とうとうやってきました。


本日、北海道ロングツーリングへ出発します!!


いちど実家を経由して、仙台湾発~苫小牧着のフェリーにて北海道上陸予定。


もちろん相方はこのブログでもおなじみのfjmc氏!


今度はどんなハジケっぷりを見せてくれるのでしょうかね。


いやー楽しみですね。


とりあえず、しばらくブログはお休みします。


無事帰ってきたら、更新します。


ではでは。

帰省&一人旅その②

洪水

さて、帰ってきたはいいものの、次の日は大雨。

道路は完全に水に埋まってました。

普通に洪水じゃん!


で、今後のツーリングに向けて準備をと、

この日はまた懲りずにキャンプ道具を収集。


ま、雨もひどかったので、後は家でまったり。


夜は地元の友人たちと懐かしい話も交え、飲みを。



ヒドかったのは次の日だ。


正午前、ありえない揺れで目がさめる。


地震だ!しかもデカイ!


他の部屋からはガッシャーン!と音が聞こえる。


親父が「逃げろー!」と叫んでいる。


僕は飛び起き、第一声を発した

「バイク!バイク!!!」と。


必死に階段を駆け下り、バイクへ直行!


家族は既に全員外へ逃れていた。


僕は必死にバイクをおさえる。


幸い地震も落ち着いて、たいした被害もなかったが、

家の中の置物がおちたり、崩れたり、化粧台の鏡が倒れて、鏡が粉々に吹き飛んだりしていた。

何人かの友人も心配して連絡をくれた。

連絡をくれた友人の皆さんありがとう。


そして、二人の友人の診断によると、

地震直後の僕の「バイク!バイク!!!」発言は病気らしい。

ほんと、家族の心配しろってな。


そんで、割れた鏡を片付けしてると、ふと、うちの兄貴が手伝っているのに気づく。


あれ、昨日まで、親父、母親、僕の3人だけだったのに。

いつ帰ってきたの?と聞くと、「地震の10分前」と答えた。

兄貴すげーよ!

海外から帰ってきて、いきなりこんな地震にめぐり合えるなんて。

兄貴ラッキーだね。


と、とにかく二日間は災害天国でした。



伊達前

さて、仙台といえば伊達正宗像!

通称「伊達前」!

友人と飲みに街へとくり出した際に撮影しときました。


あと、親父にメシごちそうしてもらいました。

自分では高くて手の出ないようなメシをタンマリと食いました。

魚介

三陸沖と言えば、新鮮な魚介類。

新鮮な生うにと、鯨の刺身を。

鯨は法律的にも、捕獲の規制があるので、あまり食べたことなかったけど、

今回のはうまかった。

鯨はやっぱ、哺乳類なので、魚の刺身というよりは、「肉!!」といった感じでした。


そんなこんなで、実家では毎日たらふくいろんなモンを食ってばっかりでした。

親父、母親サンクス!



そんでもって、短い滞在期間もおわり、

また東京へ、レッツゴー!


実家を出発したのは午後9時。


深夜の高速をぶっ飛ばして帰るのです。

なんせ後日からはバイトですから。


この深夜の高速はいろいろ刺激があった。


真っ暗だし。山に囲まれた道は街の明かりもなく、外灯もなく、先もあまり見えない。

はじめの方は、周りを走る車も少なく、そして、寒かった。

なんか静かだし。

僕のスポスタのトルク間のある鼓動だけが鳴って僕の体を揺さぶる。

そして、闇の中を突き抜けていく。


ちょうど東京方面には雲間から月が柔らかく照らしていた。


うーん。マジ、孤独だ・・・。


走ってる間はほんと一人だし、走るといろんなこと考えますね。


そんなこんな思いながら、走っていると、最初の給油ポイントに到着。


深夜の高速

シーズン中にもかかわらず、やはり深夜はバイク少ないっす。

この福島あたりのSAでは僕ともう一台のCBX1000のみ。

この、CBX1000のにーちゃんは秋田から、福島まで、たった一回の休憩でここまでやって来たらしく、

その眼光はすでに死んでいた。

しばし、二人でしばらくグダグダトーク。

このCBX1000はかなりの曲者らしい。

もちろん旧車だし、パーツも少ないうえ、バイク屋にはオイルは500キロで交換と言われたという。

しかも、高速での安定性も意外と無いらしい。足回りも弱いと。本人はいう。

なのにもかかわらず、むりやりここまで来たため、グッタリしまくってる。

ちゃんと休憩は取りましょう。

そんなCBX1000のにーちゃんをおいて、僕はまた走りだした。


次の栃木あたりの休憩ポイントでは、自称ヘタレのハーレー乗りの二人が、

既にテント張ってマッタリしていた。また少しトークを交わして僕は出発。


そんなこんなで、どんどん東京に近づくに連れて交通量も増え、進みも悪くなってきた。


高速降りて、さらに都心へ、やっぱ都心は夜でも車多いなーと改めて実感。


なぜか、深夜の高速は、下道より疲れた気がします。


といった感じで往復約900キロくらい(より道含む)の帰省の旅も終わりを向かえ、


そのまま、家に着くなり、倒れこみましたとさ。

帰省&一人旅その①

さーて、しばらく実家に帰省しておりました。

もちろんバイクで。

しかも今回は一人旅。

ってか、ブログタイトルが、NYK一人旅なのに、実際一人旅はそんなにやってないという。汗

ま、ブログタイトルには他の意味もあるんですがね・・・。



とにかく、行きは、国道4号線をひたすら北上しました。

度重なる帰省で、この4号線もだいぶ慣れました。


シーズンということもあって、帰省やら、ツーリングやら、バイカーがけっこういました。


コンビニ


途中で、ツーリング集団に遭遇。

たぶん20台くらいいた。

バイカー

一緒にはしって、チーム感を味わってみるものの、ペースが遅くて、結局ぶち抜いた。

振り向きざまにパシャッと一枚撮ってみた。


コンビニ

んで、しょっちゅう喉かわいたり、トイレ行きたくなったり、タバコすいたくなったりで、

コンビニみつけると、すぐ休憩。


途中、トライアンフにに跨るオッサンとしばし会話。

どうやら、オッサンは青森までいくらしい。

僕を置いて、ぶっ飛ばしていくオッサンだけど、信号待ちでよくエンストしてて、

結局何回も遭遇した。


途中、面白そうな道があって、何度も4号線からそれて、山に入っていったりして、遊んでたら、

オイルが漏れまくっていることに気づいた!!!


ヤバイヤバイと、バイク屋にかけ込む。

福島ハーレー

こちらは福島のハーレー・ダビットソンの正規販売店。

走ってる最中にオイル漏れがひどすぎて、ここで、クランクからオイルを抜いてもらい、

エアクリーナーもキレイにしてもらった。

僕の車体の年式のモデルはクランクに溜まったオイルが戻りにくく、最終的には漏れ出てくるという

構造上の問題があるらしい。

ここで、愛嬌のいい整備工のにーちゃんにクランクからのオイルの抜き方(かなり簡単)もおそわり、

また一つこのバイクのメンテナンスを覚えた。


また走りだすと、今度は夕立か!?

イキナリ大雨。

しかたがないので、パチ屋の屋根つきの駐輪場にバイクつっこんで、非難。

1時間くらいボーっとしてた。


雨


雨も上がったので、再出発、景色がどんどん見慣れたものになっていく。

毎回思う「帰ってきたー!」と。


やっとの思いで、家についたーと!思ったら・・・。



親いねーし!




しばらく家の庭でボーっとしていると、母親と父親が仲良く車で帰ってきた。

早速車をおりた二人はハーレーに興味深深。

親父はソッコー跨って、前のヤツより乗りやすいとか言ってる。

母親はとにかくハーレー、ハーレー言ってる。


あのースミマセン、お宅の息子が帰ってきたんですけど・・・。


とにかく、気づけば10時間くらい走り続けて帰ってきたわけで・・・

まぁ、より道しなければもっと早く帰ってこれたのだが。

僕はぐったりだったので、この日は休むことに。


Fuji Rock レポ⑦~番外編&まとめ・なのか?~の巻

実はまだ終わってなかったんだなぁ~\(・∀・)ノ!!!

Fuji Rockレポ番外編だぜ!!



実は今までアップしてきた画像とか、話とか、

フジロックは他にもいろいろあるんですよ。

せっかくなんで、紹介します!


まずは、これ!

WHITE STAGEから、FIELD OF HEAVENへと伸びる森の中を抜けていく道で発見!

ミラーボール

わかりますか?

森の中にある球体・・・。

これ、ミラーボールですよ!なんとも不思議な空間を生み出してました。


フジロックはこんな演出がところどころにあります。


そして、FIELD OF HEAVENの夜はとても美しく神秘的。

キャンドル

暗くなったころ、FIELD OF HEAVENの片隅では美しい火の演出が。

無数のキャンドルが!

興奮してキャンドルに近づきすぎて、スタッフに怒られた。^^;


それでも懲りずに激写!!

キャンドル

炎はこんなにも力強く美しいのですね。


そして、FIELD OF HEAVEN殻からORENGE COURへ伸びる道では、

オブジェ

わけのわからないキャラクターやら、

オブジェがイッパイ。

暗闇に浮かび上がるのです。

オブジェ

このオブジェは、いったいなんなんでしょうね。

まったくわかりません。

ただただ、不思議な空間が広がっていました。



そして、もう一度FIELD OF HEAVENへ。

夜のミラーボールは無数の光を辺りに撒き散らし、

森の闇夜を彩っていました。

夜のミラーボール

散りばめられた光が、森に散乱している光景は、まるで、自分が小宇宙の中にいるようでした。


しかも撮影した、ミラーボールは一個だけど、

FIELD OF HEAVENにはこのミラーボールが無数にぶらさがってて、光が交差したりもしてる。

そして、その中でも音楽は鳴り続けるわけです。


僕の近くにいた若者がこの光景の中で、、「HEAVENだぁ~!」と叫んでいました。


はぁ~、なるほど、FIELD OF HEAVENとはこのことか。

キレイで、酔いしれました。


光と音、自然と人工。いろいろ入り混じった空間。

非現実的な世界。

これは人間の脳が生み出した、小さな宇宙なのかも知れない。なんてね。



まとめ


こんな感じで、フジロックってのはただただアーティストお追っかけ、

ライブを見るだけのイベントでは無いということです。

いや、それが好きな人はそれでいいんだがね。


実際ステージどうしの距離もけっこうあるし、たくさんのアクトやイベントが平行してやってるし、

そこまで大量に、全ては見れません。

でもね、自由なんですよ。

自分の好きな音楽を、座ってみるもよし、最前線に乗り込むもよし。

川ではしゃぐも、木の陰で休むも、酒飲んで「ぅわぁいえ~~!!」ってなっちゃっても。

いいんです。

自分の時間に、自分の好きな音楽と、輝きと、空間と、

そして、そんな人々と、いろいろ感じて。

それで、いいんです。


サマソニやらマジックロックアウトやら、その他もろもろ単独公演とかも、いろいろ参戦してますが、

他では味わえない、また違ったものがフジロックにはありました。


なんか、とても曖昧な言い方だけど、

いろんなことが、僕の中で繋がったような気がする。


これだけは言っとく。


Fuji Rock’05  行って  よかった!!!


それと、

ガソリン補給とか、睡眠とか、いろんな計画とか、ちゃんとしとけ!ってことかな。汗


じゃ、本当に本当に・・・・   完


Fuji Rock レポ⑥~31日・最終日・後編~

さて最終日後編ですよ。

書くまでに時間がたちすぎて、既にいろんな記憶が曖昧ににりつつある。

が、必死に書きます。


The Mars Voltaを見終えた僕らは、GREEN STAGE後方へ移動し、シートをしいて、腰を下ろす。

雨や連日の疲れで、僕らはかなりぐったりしていた。

GREEN STAGEではSiger Rosがプレイしていた。

半ば、目を閉じながらSiger Rosの音を聴いていた。

はっとして気が付けばもうGREEN STAGEは次のセッティングに移っていた。

少し意識がとんでいたようだ。


そして、とうとうフジロック最終日の最後のアクトを迎えることになる。

オオトリはPrimal Screamだ。

プライマル

サマソニではすばらしいアクトを見せてくれたので、おおいに期待していた。


そして、もちろん疲れているといいつつも、僕らは最前線のモッシュピットの中へ。

白い煙がたちこめる中、彼らは姿を現した。

ライブ中この白い煙が何度かつかわれたが、明らかに煙の量が多すぎて、

一瞬煙に巻かれてステージが見えなくなったりしてた。汗


やはり踊り狂いました。もう体は疲れているというのに音楽はまた僕らを踊らせていました。


しかし、今回のプライマルのアクト、全体的にモタモタしてました。

やる曲が決ってないのか、なんどもステージ上で、相談?しているもようが見受けられました。

しまいに、演奏やり直したりしてた。


で、終わってしまいましたよ。最後のアクトが。

この時点で、日付は8月1日になってました。


終わりはね、意外とあっさりやって来ました。



とりあえずバイクまで引き上げると、大変なことが発覚!

僕のスポスタが、あと20キロ走れるくらいのガソリンしか残ってない!


前夜祭で、僕のスポスタで東京に戻ったfjmc氏が、

ガソリンも補給しないで、会場に戻ってきてました。コラッ!


僕らのフジロックはまだまだ終わんないみたい・・・。


やばいよーといいつつも、仕方が無いので、バイク雑誌ストリートバイカーズのブースに相談しに・・・。

やはりこの時間に開いているガソリンスタンドは近場には無いかもとのこと。

しかし、編集長のYASさん?だっけかな、この人が

「でも、あるよ!」

と出してきたのはなんと、ガソリンタンク!!!

80キロ走れる分のガソリンを分けてもらいました。

そして、僕がガソリン代を・・・と言うと、

僕の肩をポンッと叩いて、

「イイよ!いつも読んでもらってるお礼だよ。」と。

「そのついでに写真撮らせて」と、僕の愛車をバックに写真まで撮ってもらいました。

ストバイに載るかな。なんて期待しつつ。疲れきってポカーンとした顔を激写。


ストバイさんありがとー!!


と言うことで、出発しはじめようとしていたのが、もう既に朝4時近く。

そして、これから、東京にもどらなくてはならない。


本日もオールナイトイベントをやってる音の中僕らは会場を去るわけですよ。

バイバイ!フジロック’05!


東京へ向けて僕らは走りだした。


が、走り出してソッコウでガソリンスタンド開いてた!

ごめん!ストバイさん!


この後fjmc氏は完全に居眠り運転をしていた。

なぜか、ガードレールすれすれを走って、ぶつかりそうになってた。汗

といいつつ、僕も一回の瞬きがひじょーに長かった。


グダグダしながら、コンビニで休んだり、高速のSAで休んだりすると、

何人か、死人のようにぶっ倒れている人たちが。

皆さんもお疲れなのですね。


東京に戻るなり、都内は渋滞の嵐。

もう、ほんと家に着いたころには日がカンカンに昇ってました。


リストバンド

最後にフジロックの期間行動を共にした、リストバンドを撮影。

もう、ほんとにほんとに疲れの極みだったので、何も考えられなくなってました。

リストバンドをしたまま、僕は深い深い眠りへといざなわれた。


フジロック’05は僕のまぶたと共に幕を下ろしましたとさ。完