ほっかいどー その7 奇跡的再会
いやー。バイト5連ちゃんを終え、久々の休みをいただいたので、
また北海道ツーリングレポの更新っす。
8月27日、雨のち濃霧のち晴れ。
だいぶゆっくり眠った。
そのぶん出発が遅れたが・・・。
僕は釧路を出て雨の中、西に向かう。
そう、後半は北海道の西側に行ってみたいので、
この日は、できるだけ西の方へ近づいておきたかったのだ。
途中、雨はあがるものの、あまりの濃霧で前方の車が見えなくなりそうだ。
もちろん、かなり流れが遅い。
あまりの視界の悪さにハザードをつけっぱで走行している車もあった。
腹が減ってきたので、コンビニで、朝食をとり、また霧の中を行く。
帯広に近づくころには、一気に晴れだした。
一向に流れは遅いが、十勝の広がる大地を見渡しながら、ゆっくりと進んでいく。
そして帯広駅に到着。
しかし、この日の帯広は暑い。
ジャケットなんて着ていられない。
と、ジャケットを脱いで、とりあえず、帯広駅についたことを、fjmc氏に連絡しようとするが繋がらない。
タバコに火をつけ、一息&水分補給をしていた・・・・
なんだか、聴きなれた排気音が近づいてくる。
僕は辺りを見渡す。
ボアつきの革ジャンを着たバイカーが駅前で左折していく。
バイクはダブルかー。
ん・・・・?帯広の・・・・このクソ暑い中・・・・・ボア着き革ジャン&W650。
もう彼しか、いねーだろ!そんなヤツは!
僕はハンドサインを送る。
彼も気づいてるみたいだ。
ターンして僕のいる駅前へ、やってきたのは、
やはり、fjmc氏だ!!!
さすがに驚いた。
何の打ち合わせも無しに、ドンピシャ。帯広で奇跡的再会をするとは。
お互い帯広を経由して西に向かうであろうことはわかっていただろうが、
まさかここで再開するとは。
fjmc氏も驚いていた。
彼も帯広で再開するとは思ってなく、まだまだ一人旅をつづけるつもりだったらしい。
とりあえず昼飯。と、fjmc氏に連れられ、名物の豚丼を食いにいく。
さすがに人気で、行列ができている。
僕らも並びつつ、入店すると、込み合った店内のため、カップルと相席。
カップルと会話しつつ、豚丼が来るのを待つ。
キター!!
そして、ガッツリほおばる。
う、うまい!
かなりジューシーだ。
かなり満足だ。
都内でもこんな味の店があったら、是非行ってみたいもんだ。
そして、ここからは、fjmc氏とまた行動を共にすることに。
正直、ずっと海沿いを走ることが多かった僕は、海沿いルートに飽きていた。
fjmc氏は襟裳岬はカットして内陸を行くというので、ちょうどよかった。
国道274を快適なスピードで走り抜けていく。
途中、日勝峠の展望スペースで、十勝の平野を見渡す。
展望スペースの駐車場には、ノーヘルでバイクのってるヤンキーがいた。
その後、また走り出したが、渋滞の中、
恐ろしい排気を振りまくトラックが出現。
真っ黒な煙をバンバン吐き出して、僕らに振り掛ける。
整備不良はもちろんのこと、いったい何を燃やしたらこんな排気になるわけ!?
ほんと「アリエナーイ!」と2人ともあきれ顔。
その後、今日の宿泊地を決定するため相談すると、
追分町に「鹿公園キャンプ場」なるものを発見。
本日はそこへ向かうことに決定。
追分町に入るころには、日も傾いていた。
そして、鹿公園に到着。
ワクワクで鹿公園を探索。
なかなかキレイな池。
やら、道やらで、んーいいじゃない!
と、肝心の鹿を探せば、オリの中に何匹か鹿がいるだけ・・・。
まぁ、そんなもんだわな。
そりゃ、放し飼いなわけないわな。
と、とりあえずテントを張ると、僕ら以外バイカーはおらず。
犬連れ子連れのファミリーたちがいた。
さて、今夜も夜メシをと、近くに買出しに行く。
この買出しに行ったみせのおっちゃんがスゲーいい人で、カツオのタタキをまけてくれたうえに、
ただで、夕張メロンを食べさせてくれた。
かなりおいしかったぜ!
夜は買出しでゲットしたものを食べつつ、ささやかに宴会を。
追分町オリジナルのカマンベールチーズは格別の味わいと口どけだった。
バイクの横で開かれていた二人宴会に
夜散歩しにきた地元の夫婦やら、ファミリーでキャンプしていたとこの旦那などが立ち寄って、
しばし話しが盛り上がったりと、バイカーのみのキャンプ場とはまた違ったカラーの場所だったな。
なんだか追分町の夜はいい感じの雰囲気に包まれていたな。